学年末テストの点数が良かったのに、三学期の評定が意外と悪かったんだけど。
三学期の成績の付け方を知らないな?
えっ、三学期は成績の付け方が違うの!?
そうなんだ。この記事を読めば3分で三学期の成績の付け方がわかるよ。
どうやって成績を付けるのかが分かれば、対策もできるでしょ。
結論からいえば、三学期の成績は、一学期と二学期と三学期の合計でつけるんだ。
では具体的に解説しよう!
三学期の成績の付け方
三学期の成績は、一学期と二学期と三学期の合計。
中学1年生を例に説明しよう。
学期 | 1学期 | 2学期 | 3学期 | 合計 | |||
テスト | 中間 | 期末 | 中間 | 期末 | 実力 | 学年末 | 600(満点) |
点数 | 82 | 71 | 67 | 80 | 63 | 88 | 451 |
3観点(「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」)の「知識・技能」はほぼテストの点数。
「知識・技能」は、合計451/600点になる。
仮に「思考・判断・表現」は396点、「主体的に学習に取り組む態度」を351点とする。
例えば「A」がつく基準が70~80%以上とすると、420~480点以上に「A」がつく。
「B」が30~69%とすると、180~414点で「B」。
「C」はそれ以下とすると、「知識・技能」は、「A」の基準が70%以上なら「A」、80%以上なら「B」となる。
同様に「思考・判断・表現」は「B」、「主体的に学習に取り組む態度」も「B」となる。
観点の重みづけ
基本的に観点別に重みづけをすることは推奨されていない。
学校によって異なるので、年度当初に配られる「指導と評価の年間計画」を確認すること!
つまり、「知識・技能」の割合は、「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の倍。
テストの点数が大きく影響するってこと!
ここからも学校や先生によってやり方が違う。
「A」が3点、「B」が2点、「C」が1点として、「A A A」なら9点。
その合計○点以上が「5」と判断する学校もある。
「重みづけ」があり、「知識・技能」が重視される場合、「知識・技能」が「A」ならば倍の6点になるので、「A C B」でも9点になる。
このように、テストの点数が良ければ他をカバーできる場合もあるんだ。
とにかく学校や先生ごとに成績の付け方は微妙に異なるので、繰り返すが「指導と評価の年間計画」を確認すること!
ここまで言われたら、4月に配られる「指導と評価の年間計画」を見てくれるかな!?
ルールが分かれば、戦い方も変わってくるでしょ。
ということで三学期の成績は、一学期から三学期までの合計なんだ。
まとめ
三学期の成績の付け方は、一学期~三学期の合計。
3観点をそれぞれ何を材料に「A」~「C」と判断するのか。
それぞれの観点に重みづけはあるのかなどを、4月に配られる「指導と評価の年間計画」で確認すること!
やることは分かったでしょ。
では来年度に備えて「春休みの過ごし方」についても知ろう!
タイトルに「中3」とあるけど、新中1でも新中2でも対応可能な内容だ。
入試で「社会を武器に」戦うには意外な勉強法があった。
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