子どもが進んで勉強してくれればどれだけ楽か。
親も親で忙しいのだから、毎日ガミガミ言うのも嫌ですよね。
中学生が終われば高校生、大学生と「勉強」に終わりはありません。
それならできるだけ早いうちに家庭学習を習慣化しておきたいですよね。
この記事を読んでいるのは、「どうすれば子どもが進んで勉強してくれるのだろう」とお悩みの保護者の方だと思います。
もし中学生の本人が見ていれば、かなり意識の高い生徒といえます。
100メートル走で例えると、50メートル先を走っているようなものです。
では、どうすれば子どもが家庭学習を習慣化できるのでしょうか。
私は公立中学校で約9年間指導経験があり、社会科にいかに興味関心を持ってもらうかを第一に授業をしてきました。
結論からいえば、家庭学習を習慣化させるには、「強制」と「モチベーション」の2点からアプローチすることです。
家庭学習が習慣化すれば、親はサポート役に回れます。
子どもが自主的に勉強する姿を思い浮かべてみてください。
子どもにも親にとっても互いに理想の姿ですよね。
なかなか想像がつかないですか?
大丈夫です、その代わり記事を読み、私が提案する方法を21日間やってみてください。
中学生本人が読んでいる場合は、記事の内容を親に伝えるか、直接記事を親に見せてあげてください。
ではいかにアプローチするかを具体的に解説します!
中学生の家庭学習とは
- 自主的に出された宿題を管理し、期限までに提出する。
- 定期テストに向けて、提出物を管理し、テスト範囲の勉強をする。
- 可能であれば、復習や予習をする。
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これだけできていれば十分です!
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えっ、一つもできていないわ。
家庭学習が習慣化しない原因
少し厳しく聞こえますが、家庭学習が習慣化している子どもは小学生でもいます。
「習慣化」ですから、小学生の時から取り組み、「するべきこと」がわかり、かつ継続できているのです。
小学生の時はそれほど問題ではなかったけど、中学生になって家庭学習が難しくなることもあります。
- 絶対的に宿題の量が増える。
- 部活動や塾などで時間が取れない。
- 内容が難しくなって親が教えることができない。
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うんうん、その通だわ。
家庭学習が習慣化のメリット
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家庭学習が習慣になれば、子どもは親が監視していなくても自主的に勉強してくれます。
子どもは「するべきこと」がわかり、家庭学習が習慣化しています。
「この参考書が欲しい」「あの塾の特別講習を受けたい」と申し出を受けた時だけ親は協力すればいいのです。
子どもは勝手にやりたいことを見つけて、追求します。
親はガミガミ言わずに、完全に子どものサポート役に回れるのです。
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どちらが自分や子どものためにいいですか?
中学生で習慣化するのはもう遅い!?
結論からいえば中学生では、まだまだ間に合います。
むしろ、家庭学習で悩み出した中学生の時が最適です。
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でも息子も私も何をどうすればいいのか、まったくわからないわ。
家庭学習を習慣化する親ができること
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ずばり「強制」と「モチベーション」の2つを効果的に使いましょう!
大日本帝国海軍の連合艦隊司令長官だった山本五十六氏の言葉です。
元教員であり、小学生の子を持つ親として、人を動かす極意がつまった言葉だと改めて思います。
強制
「やってみせ 言って聞かせて させてみて」の部分ですね。
最初は親の強制力がないと、子どもだけでは管理できません。
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お子さまが小学生の時、一緒に宿題をしていましたか?
やはり子は親の鏡です。
部活動でヘトヘトになって家に帰ると、勉強する気にならないものです。
大人でも仕事が終わってから勉強するって、よほどの目標がないと難しいですよね。
まずは夕食後、少し休憩したらテーブルに子どもと一緒に座ってください。
中学生ともなると宿題の内容が難しくなりますよね。
一緒に考えたり、悩むだけでも子どもは嬉しいものです。
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あっち行ってて!
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何かあったら呼んでね。
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これで大丈夫!
別に内容をしっかり見なくとも、隣で読書や作業をしていてもかまいません。
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親も一緒に頑張ってくれているという姿勢が大切なんです。
まずは夕食後、子どもと同じテーブルに座り、時間を決めて宿題を一緒に解いたり、見守りましょう。
モチベーション
「誉めてやらねば 人は動かじ」の部分です。
まず学校の授業が楽しいと、子どもは宿題も頑張ってくれます。
「社会ばっかり勉強してるわ」
教員時代に、よく他教科の先生から言われました。
中学校では9教科あり、教科担任制になっています。
他校の研究授業に行ったり、教材研究が熱心な先生がいます。
一方、「教科<部活動」で、毎年同じ板書ノートを使い回してる先生もいます。
私も部活動の顧問をしながら教材研究をしていたので、大変さはよくよくわかります。
できれば「いかに教科に興味を持たせるか」を考えている先生に教えて欲しいですよね。
でも、先生のアタリハズレは運であり、言い訳にもなります。
本当の家庭学習であり、将来の自主学習は先生を問わず、自ら学ぶ姿勢を育てることが大切です。
先程、一緒にテーブルで勉強しようと言いましたが、もし親が得意な教科があれば教えていただけると助かります。
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これを機に親も子どもと一緒に勉強してみるのはいかがでしょうか。
子どもはすごく喜びます。
親子関係も良くなります。
ただ「ほめる」だけではダメです。
「勉強って面白い!」と思わせたもの勝ちです!
プロの力を借りてみるのも一つの手段です。
リクルートが提供する「スタディサプリ」は、自宅のタブレットやパソコンが塾になります。
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お子さまと一緒に中学生になった気持ちで神授業を受けてみてはいかがでしょうか。
一度、授業を受けて、わからなかったところをお互い教え合う。
演習問題もついているので、一緒にクイズ感覚で解いてみる。
現在、「聖徳太子」は「厩戸皇子」、鎌倉幕府が開かれたのは1192年ではなく、1185年となっています。
ダラダラとせず、1時間なら1時間と決めてタイマーを活用してやってくださいね。
子どもは興味関心を持つと、自ずと勉強します。
だから私の授業では、内容より、「いかに興味関心を持たせるか」を考えて授業をしていました。
おかげで生徒は休み時間さえ、宿題である復習ノート作りに没頭してくれました。
私が提案する「モチベーション」を上げる方法は、親自身も興味関心を持って勉強に取り組んでください。
例えば、イギリスは日本と同じ温帯で寒いイメージはないですよね。
でも緯度で考えると北海道と同じくらいなんです。
じゃあなぜ暖かいの?
暖流の北大西洋海流とその上を吹く偏西風の影響があるからなんです。
![](https://tadblog.net/wp-content/uploads/2022/09/中学地理-1-500x263.png)
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「教えるのはどうしても無理だ」という場合は、親子でスタディサプリの神授業をおすすめします。
神授業は50分ではなく、5分程度の動画なので疲れた夕食後でも大丈夫ですね。
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ずっと子どもについていないといけないの?
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21日間、頑張ってください!
つまり3週間です。
新しいことを始めると21日間は脳が拒否反応を示します。
ところが21日間を過ぎると脳が行動を受け入れ始めます。
長いと感じるか短いと感じるかは、あなた次第です。
とりあえず21日間は頑張ってください。
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![](https://tadblog.net/wp-content/uploads/2023/06/自宅学習を-1-500x263.png)
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まとめ
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「やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」
親が一緒に勉強することで模範を示す。
「最低21日間はお互い頑張ろうね」という想いを親子で共有してやってみる。
中学生の目線に立って一緒に悩んで考えてみる。
わからない場合は、「難しいね、わからないわ」と正直に気持ちを伝えてみましょう。
親が教えるのは難しいという場合、スタディサプリの神授業を活用してください。
5分程度の授業時間は、夕食後にぴったりです。
いつの間にか隣で読書や作業をしていても黙って勉強する態度が身についてきます。
最初はタイマーを使って30分からスタートしましょう。
30分でも1週間継続できれば大したものです。
まずは勉強はしなくてもかまいません。
夕食後、少し休んだら一緒にテーブルに座り、子どもと話しましょう。
学校のこと、授業、部活動、塾、来年度のこと、進学先、将来の夢など。
「中学生になったつもりで勉強してみたいんだ」
「スタディサプリってオンライン学習ツールがあるんだけど、一緒にやってみない!?」
「やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」
どれも大切なのですが、家庭学習を習慣化する場合、「やってみせ」が特に大切です。
親自身が学びに向かう姿勢、いや一緒に座って見ているだけで大丈夫です。
子は親の鏡。
親が中学生気分で勉強を楽しんでいる姿を見せられたら最高ですね!
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