現在では「すらら」での自宅学習が「出席扱い」になるって聞いたんだけど。
学校との交渉が必要ですが、うまくいけば家庭学習が「出席扱い」されます。
そこで元教員の私が実際に「すらら」の「出席扱い」に関する資料を請求してみました。
この記事では、実際に届いた「出席扱い」に関する資料を一つずつ丁寧に解説します。
資料請求は「無料」ですが、内容が「有料級」でした!
他の記事で、「すらら」を使った家庭学習を「出席扱い」にしてもらうための学校との交渉が一番大変だと書きました。
「すらら」から届いた資料には、学校へ申請するための文書の書式と見本まで付いており、空欄を埋めるだけで申請書が完成します。
さらに担任の先生向けへのQ&Aまで付いています。
なぜかというと、ほとんどの学校は「すらら」のようなオンライン学習ツールでの家庭学習を「出席扱い」してもよいと知らないからです。
「すらら」から届く無料の資料は、一番大変ともいえる学校との交渉でめちゃくちゃ役に立つのです。
それが「有料級」といった理由です。
資料の請求方法の説明を含め、届いた「有料級」の資料を一つずつ丁寧に画像入りで解説します。
これでさらに自信を持って学校との交渉に臨めますね。
専属の「すららコーチ」は、学習面だけでなく、学校との交渉も相談できるので心強いですね!
※この記事には一部PRが含まれます
不登校の現状と「出席扱い」の重要性
不登校の現状
文部科学省が公表した「問題行動・不登校調査」で、全国の小中学校で2021年度に学校を30日以上欠席した不登校の児童生徒は前年度から4万8813人(24.9%)増の24万4940人となり、過去最多を記録した。不登校の増加は9年連続で、10年前と比較すると小学生は3.6倍、中学生は1.7倍増。
不登校の内訳は、小学校が8万1498人(前年度比28.6%増)、中学校が16万3442人(同23.1%増)で、いずれも増加率は過去最高。特に中学生で急増しており、20人に1人が不登校だった。
不登校になる原因
小学生
親子関係 13.2%
生活リズムの乱れ・あそび・非行 13.1%
いじめ以外の友人関係の問題 6.1%
中学生
いじめ以外の友人関係の問題 11.5%
生活リズムの乱れ・あそび・非行 11%
学業の不振と親子関係 6%
小学生の1位が親子関係に対して、中学生は友人関係が中心になっていますね。
「出席扱い」の重要性
いかなる原因においても不登校になってしまうと、自己肯定感が下がってしまいます。
学校は勉強だけでなく人格形成の場であり、「登校できない自分はみんなと違うんだ」と変に自分を追い詰めてしまいがちです。
イェール大学アシスタントプロフェッサーの成田悠輔氏は、「積極的不登校」という新しい形を提唱されています。
「集団生活に合わせるのが苦痛だ」、「別に自宅で勉強してもできる」など新たな形の不登校です。
成田悠輔氏自身も「あまり学校に行っていなかった」と不登校であったことを告白しています。
また、いじめや教師のパワハラという負の側面から学ぶことも多いとも成田氏は語っています。
私も人格形成のうえで学校以外の体験から学ぶことが多く、むしろ積極的に自然などの体験学習は大切だと考えています。
ところが、現在の学校システムは「出席日数」や「内申点」が進学に大きく影響しています。
たとえ不登校であっても、自分のペースで興味に応じた学習ができていれば何の問題もありません。
学校に行かなくても成田悠輔氏のように勉強ができていればなおさらいいのですが…。
でも実際はなかなか難しいですよね。
インターネットが発達した現在では、オンライン学習ツールでの自宅学習が「出席扱い」になり、「内申書の評価対象」にもなる時代です。
登校には至りませんが、自分のできる範囲で学習したことが「出席扱い」になると、お子さまの自己肯定感の底上げが期待できますよ。
不登校が「出席扱い」になるオンライン学習教材
「すらら」はインターネットを使ったオンライン学習ツールです。
教育委員会だけでなく、学校や塾、放課後等デイサービスなどでも幅広く活用されています。
なんと「すらら」を使った家庭学習が「出席扱い」された実績は300人を超えています。
苦手な科目は小学4年生までさかのぼり、得意な科目は高校3年生まで先取りできる「無学年方式」を採用している「すらら」はお子さまの学力やペースに合わせて学習できます。
何より「すらら」がおすすめなのは、「出席扱い」にするための学校との交渉をサポートしてくれる点です。
サポートは個別のすららコーチがつくだけでなく、無料の資料請求の時点で「出席扱い」の交渉に圧倒的に有利な資料をもらえることです。
有料級の資料の中身については後述します。
ますは資料請求のやり方を説明しますね。
すららの無料資料請求体験と手続き
まずはこちらから「すらら公式ページ」へ!
>>>すらら公式ページ無料資料請求をクリックして個人情報を入力してください。
「すららで学習する目的」で、必ず「不登校のため」にチェックを入れてください!
「すらら」の利用方法と出席扱いへの活用のやり方
「出席扱い」を受けるのに一番大変なのが、実は学校との交渉なんです。
約9年間教員をしていましたが、オンライン学習ツールで「出席扱い」になるなんて知りませんでした。
学校側も知らないという前提で交渉を進めないといけないので時間と覚悟は必要になります。
でも大丈夫です!
そこまでしてもやる価値はあります。
元教員の私が文科省から出た通達を読み込み、学校との交渉を有利に進める手順をまとめました。
「すらら」の資料請求を待つ間に読んで参考にしてくださいね。
「すらら」の資料請求した無料なのに有料級の資料の中身を解説
無料資料請求をしてから3日ほどで届きました。
基本的に「すらら」の公式HPで紹介している内容が紙で説明されています。
「不登校のため」にチェックを入れた方のみに送られてくる資料があります。
これが有料級なんです!
一つずつ解説します。
- 出席扱い制度認定のお願い見本
- 出席扱い制度認定のお願い
- 出席扱い制度に関するよくある質問(先生向け)
- 不登校の出席扱いについてのご案内リーフレット
- 不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)
出席扱い制度認定のお願い見本
学校に「すらら」での家庭学習を「出席扱い」にしてもらう申請用紙の書き方見本です。
出席扱い制度認定のお願い
実際に学校へ提出する申請用紙です。
学校に提出する書面ですが、1から書くとなると大変ですよね。
書き方見本までつけてくれるので、空欄を埋めるだけです。
出席扱い制度に関するよくある質問(先生向け)
元教員の私が実際に受け取ったとして目を通してみました。
特に有益だったのが、「出席扱いのためのルールについて」という項目。
1日に「すらら」をどのように取り組めば出席扱いにするかについて、過去の事例をもとに解説してくれています。
さらに「対面指導」についても、どのような内容なのか、誰とどこで行えばいいのかを丁寧に説明してくれているので、学校側も保護者と話が進めやすくなると感じました。
不登校の出席扱いについてのご案内リーフレット
「出席扱いにしてもらうための4ステップ」や、実際に出席扱いされた事例をいくつか取り上げられていて交渉に臨むにあたり実績があれば自信になりますね。
不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)
違う記事で言っていた文科省から出された「不登校児童生徒への支援の在り方」についての通達です。
学校との交渉に臨む際にコピーしてお持ちくださいと言っていたのですが、なんと「すらら」側が準備してくれていました。
学校との交渉時に必ず持参してください。
なんだか至れり尽くせりで、「無料でここまでしてくれるのか」というのが資料を見た率直な感想です。
学校との交渉は時間と覚悟が必要だと言いましたが、これだけ無料で準備してもらえれば心強いですね。
あとは学校との交渉に臨むだけです。
それでもドキドキ不安は多いと思いますが、改めて学校との交渉を有利に進める方法はあるので下記記事を参考にしてください。
まとめ
「すらら」の出席扱いに関する資料は無料ですが、中身は有料級でした。
繰り返しになりますが、一番大変なのが学校との交渉です。
なぜかというと学校は「すらら」などのオンライン学習ツールを出席扱いにしてもよいということを知らないからです。
0からの説明になる場合が多いと思われます。
もし学校が既に「すらら」を導入していれば話は早いですが…。
そこで「すらら」で無料請求した資料が役に立つのです。
文科省から出ている「不登校児童生徒への支援の在り方」を見せることは、水戸黄門の印籠に匹敵します。
古いか(笑)
それでも、「うちの学校では前例がない」と突っぱねられる可能性もあります。
その時はICTを利用した「出席扱い制度認定のお願い」の資料で7つの条件を確認する。
また「出席扱い制度に関するよくある質問」をもとに、どのように「すらら」での家庭学習を出席扱いするかについて話を進めてください。
もう最後は熱意かと。
不登校という事実を受け入れて親子が団結し、前向きにできる範囲で頑張っているという姿が学校に伝われば良い方向に進むと思います。
たとえ出席扱いは厳しいという結果であっても、子どもはこれだけ自分のためにしてくれたという親の姿を見ています。
たとえ中学校は不登校であっても、将来必ず良い方向に道が開かれると信じています。
親子で抱え込まないで、交渉に行き詰まった時は「すららコーチ」がいます。
学習面だけでなく、学校との交渉もどんどん相談してみてください。
まずは有料級といわれる資料を自分の目で確かめてみませんか。
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