「大自然の中から生まれた生命です、みなさん!」
1972年、田中角栄氏が街頭演説です。
「生活環境にもっと自然がなくてはならない」ということです。
あれから50年が経った今、もっと自然は少なくなっています。
小さな頃、砂場で夢中に遊んだ経験があるのではないでしょうか。
砂に水を含ませ、かたくした山を作り、トンネルを掘る。
最後には足でつぶして帰る。
またはプリンの容器で形をとって、ままごとをする。
大人になっても河原や砂浜で、砂遊びをしてしまうのは人間の本能なのです。
そうです、人間は大自然のなかから生まれたのです。
土を含めて自然に触れることで、五感が刺激され感性が磨かれます。
また雑菌に対する抵抗力も上げてくれます。
「アーシング」といって、素手や素足で地面や大地に触れることで健康増進につながるとの論文も発表されています。
難しいことはさておき、砂浜にくるとついつい裸足で歩きたくなっちゃいますよね。
あの普段とは違う足の沈み込み、さらさらとした砂の感覚。
それが人間本来の感覚を呼び戻してくれるのですね。
むしろ自然のなかの方が、人間らしく生きられるのかもしれません。
- 自然に触れさせたいけど、どうしたらいいのかわからない。
- キャンプ道具をそろえるまではいかないし、継続して自然と触れたい。
- 実家や知り合いに田舎に住んでいる人がいない。
- 田舎移住はできない。
とお悩みの方に、親子で自然からの恵みを最大限に得られる体験について書いてみました。
- 日帰りで無農薬野菜を育て、食卓で家族とシェアをする。
- 親子で汗を流すことで絆が深まり、土に触れることで五感を豊かにすることができる。
- 食育にもなり、夏休みの自由研究や絵日記にも活用できます。
週末に親子で無農薬野菜を育てよう!
夏休みの予定は決まりましたか?
コロナ禍もずいぶん落ち着き、数年ぶりに里帰りする方やテーマパークに行かれる方も多いのではないでしょうか。
今回はあえて親子で農業体験をしてみてはいかがでしょうか。
エアコンの効いた部屋で勉強するのではなく、あえて親子で共に汗をかく。
農業体験は、自然に触れることであり、直接土を耕します。
無農薬野菜を栽培し、収穫して家族で食べる。
自然に触れるだけでなく、親子での共同作業、食育、自由研究、絵日記などにも活用できます。
道具は一切不要で、プロの指導があるので農業の知識がなくても大丈夫です。
親子で農業体験をするメリット
- 夏休みは習い事と家の往復。
- エアコンの効いた部屋で宿題をして、ゲームをする。
- 「自然に触れることは大切」と頭ではわかっているけど、どうしていいかわからない。
農業は子育てと一緒
今年の夏から親子で共に汗をかきませんか。
親は見てるだけやん。
習い事の送迎をしても、子どもは内心でこう思っています。
子どもだけでなく、親がしている姿があるから子どもも頑張れるのです。
一緒に無農薬野菜を育てて、収穫する。
「機が熟す」ということを親子で学べます。
高額な月謝の塾に通っても、すぐには成績は伸びません。
ところが適切な時期がくれば必ず成績は伸びます。
「待つ」ということと、「適性を見極める」ことは農業に通じるところがあります。
適切なサポートをして待つ。
親子で共に工夫し、汗を流す。
収穫した無農薬野菜を家族で食べると充実感、話題も尽きません。
食育であり、旬を知ること、自由研究や絵日記にも活用できます。
今年の夏から自然と触れて、子どもの感性を最大限に引き出しましょう。
土に触れることで健康増進、ストレス軽減効果もあり、情緒が安定した2学期を迎えることができますよ。
体験学習は最大の学び
学校教育でも「体験学習」が重視されるようになってきました。
伝説の灘校教師といわれた橋本武先生は、早くから体験学習をされていました。
教科は国語で、一切教科書を使わず、3年間かけて中勘助の『 銀の匙 』を読み込むという授業。
本のなかにたこ揚げのシーンが出てくると、みんなでたこを作って揚げてみる。
駄菓子が出てくると、みんなで一緒に駄菓子を食べる。
遠回りをしているようですが、小説の内容を理解するためには、体験してみることが王道だったのです。
中学校の修学旅行で「民泊」が取り入れられる学校が増えてきました。
民泊とは、生徒全員が一つのホテルに泊まるのではなく、地域の民家へ3~4人単位で泊まります。
そこに農業体験や漁業体験が含まれていたりするのです。
都会の生徒は、畑を耕したり、魚を獲る体験に目を輝かせていました。
私自身が体感した大自然
母の実家が田舎にあります。
どのくらい田舎かというと、母方の祖父など2人の葬式に出席しましたが、2人とも土葬でした。
さらに風呂は井戸水で入れ、まきを焚いて沸かしていました。
当然、家の周りは大自然で、秋には黄金色に実った田んぼの上をとんぼが飛んでいる光景が忘れられません。
あらゆる昆虫を捕まえ、夏休みの自由研究に「昆虫採集」として持って行きました。
畑も田もあり、食卓は畑で取れた野菜、田で取れた米が並びました。
夏にはすいかが大きく実ります。
「夏に旬のものを食べると体を冷やしてくれる」という旬を肌身で実感しました。
中学受験をしてストレスが溜まっていた私にとって、夏休みに数日間田舎で暮らすことは精神的な癒しになっていました。
まとめ
「シャア畑」とよばれる畑のレンタルサービスです。
首都圏を中心に約70農園展開していて、最寄りのシェア畑を検索いただけます。
道具は一切不要で、プロの指導があるので、誰でも失敗なく無農薬野菜を育てることができます。
毎日、水をやったり雑草を取ったりできないわ。
週1回の来園を推奨されています。
また週1回も来れないという方にも栽培代行サービスのオプションもありますよ。
夏に限らず、1年中無農薬野菜を育てることができます。
夏休み明けに真っ黒になり、自由研究を持って生き生きと登校する子どもの姿が目に浮かびますね。
まずは無料のオンライン説明会に参加してみてくださいね。
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